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ルノートゥインゴ買って後悔?購入前に知るべき5つのデメリットと維持費

都市を走っている。レッドのトゥインゴのイメージ画像 ルノー
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「街で見かけるルノートゥインゴ、おしゃれで可愛いな…」 「でも、輸入車って維持費が高いって聞くし、故障も心配…」 「買ってから『こんなはずじゃなかった!』って後悔したくないな…」

個性的なデザインとコンパクトなボディで人気のルノートゥインゴ。

特に、他にないRRレイアウト(リアエンジン・リアドライブ)という特徴も相まって、車好きやおしゃれな方の心を掴んでいますよね。

しかし、その一方で「ルノートゥインゴ 買って後悔した」という声が聞かれるのも事実です。

特に初めて輸入車を購入される方にとっては、デザインの魅力だけで飛びつくと、後々想定外の出費や不便さに悩まされる可能性があります。

この記事では、ルノートゥインゴの購入を検討しているあなた(特に輸入車初心者の方)に向けて、実際にオーナーが感じやすい「後悔ポイント」を、維持費使い勝手、乗り心地などの側面から具体的に解説します。

後悔しない車選びのために、ぜひ最後までお読みいただき、ご自身のカーライフに本当にトゥインゴが合うのか、じっくり検討する材料にしてください。

記事のポイント!

  • 維持費(燃費、車検・部品代、保険料)が国産車より高くなる可能性を認識しておく必要があります。
  • パワーウィンドウやEDCなど特有の故障リスクがあり、修理費用も高額になる場合があります。
  • RRレイアウトのため後部座席や荷室は狭く、積載性や居住性は割り切りが必要です。
  • 硬めの乗り心地、エアコンの効き、EDCの癖など、快適性や走行フィーリングは試乗で要確認です。
  • 中古車は整備記録の確認、定番故障箇所のチェック、信頼できる販売店選びが特に重要です。

「こんなはずじゃ…」ルノートゥインゴで後悔しがちな維持費と故障リスク

まず、多くの方がルノートゥインゴを購入して「後悔した…」と感じやすいのが、お金の問題、つまり維持費と故障リスクです。

デザインに惹かれて購入したものの、国産コンパクトカーと同じ感覚でいると、予想外の出費に驚くことがあります。具体的に見ていきましょう。

予想以上に痛い?トゥインゴのリアルな燃費とガソリン代

トゥインゴのカタログ燃費を見ると、そこまで悪くないように感じるかもしれません。

例えば、0.9Lターボエンジン搭載車のWLTCモード燃費は16.8km/L~17.4km/L程度です。

しかし、実際のオーナーの声を聞くと、特に街乗り中心の場合や、夏場・冬場にエアコンを頻繁に使う状況では、実燃費が10km/L~13km/L程度になることも少なくありません。

  • 街乗り中心のストップ&ゴー: アイドリングストップ機能はありますが、頻繁な発進・停止は燃費が悪化しやすいです。
  • エアコンの使用: 特に夏場の冷房は燃費への影響が大きく、「エアコンをつけたら思ったよりガソリンの減りが早い」と感じる方が多いようです。
  • 高速道路: ある程度速度が乗れば燃費は伸びますが、それでも最新の国産ハイブリッド車などと比べると見劣りします。

以前に乗っていたのが燃費の良い国産コンパクトカー(例えばアクアやフィットなど)だった場合、ガソリン代が思った以上にかさむことに後悔を感じる可能性があります。

デザインは気に入っているけど、毎月のガソリン代が地味に痛い…」とならないよう、ご自身の走行距離や使い方を考慮して、燃料費をシミュレーションしておくことが大切です。

燃料はハイオク指定ではない(レギュラーガソリン対応)点は救いですが、それでも走行距離が多い方は注意が必要です。

国産車感覚は危険?車検費用と部品代の実態

次に気になるのが車検費用やメンテナンス費用です。トゥインゴはフランス車であり、部品代や整備工賃が国産車よりも高くなる傾向にあります。

車検費用

法定費用(自賠責保険、重量税、印紙代)は国産車と大きく変わりませんが、点検整備費用交換部品代が高くつく可能性があります。

ディーラーで車検を受ける場合、国産コンパクトカーの1.5倍程度の費用がかかるケースも想定しておきましょう。

消耗部品代

エンジンオイル: メーカー推奨オイルや規格に合ったオイルを選ぶ必要があり、量販店で安価に済ませるのが難しい場合があります。オイルフィルターなどの部品も国産車より高めです。

タイヤ: トゥインゴは前後でタイヤサイズが異なる(特にリアが大きい)場合が多く、特殊なサイズ設定のため、選択肢が限られ、価格も割高になりがちです。交換時には4本でまとまった出費になることを覚悟しておきましょう。

ブレーキパッド/ローター: これらも消耗品ですが、輸入車用は国産車用より高価な傾向があります。

整備工場: ルノーディーラーが近くにない場合、フランス車に詳しい整備工場を探す必要があります。一般的な整備工場では対応を断られたり、部品の取り寄せに時間がかかったりすることもあります。

「車検の見積もりを見てびっくりした」「ちょっとした部品交換でも思ったより費用がかかった」という後悔の声は少なくありません。

購入前に、お住まいの地域のディーラーや整備工場の情報を確認し、維持費について相談してみることをおすすめします。

特に、特徴的なRR(リアエンジン・リアドライブ)レイアウトやEDC(エフィシエント デュアル クラッチ)と呼ばれるトランスミッションは、整備に専門知識が必要な場合もあります。

避けられない?トゥインゴ定番の故障箇所と修理費用

輸入車、特にフランス車に対して「故障しやすいのでは?」というイメージをお持ちの方もいるかもしれません。

トゥインゴが極端に壊れやすい車というわけではありませんが、国産車と比較すると、マイナートラブルが発生する可能性はやや高いと言えます。

特に中古車で購入する場合は注意が必要です。

  • パワーウィンドウの故障: オーナーの間では「定番」とも言われるトラブルの一つです。窓が上がらなくなったり、異音がしたりといった症状が出ることがあります。修理には数万円程度の費用がかかることが多いようです。
  • 電気系統のトラブル: 警告灯の誤点灯やセンサー類の不具合などが報告されることがあります。原因特定や修理に時間がかかるケースもあります。
  • EDCの不具合: デュアルクラッチトランスミッションであるEDCは、スムーズな変速が魅力ですが、ギクシャク感が出たり、まれに故障したりするケースも報告されています。修理には高額な費用がかかる可能性もあります
  • エアコン: 効きが悪いという声の他に、コンプレッサーなどの故障事例も聞かれます。

もちろん、全てのトゥインゴでこれらの故障が発生するわけではありませんし、きちんとメンテナンスされていれば大きなトラブルなく乗れる可能性も十分にあります。

しかし、「輸入車は国産車よりも故障リスクがあり、修理費用も高くなる可能性がある」という心構えは必要です。

「まさか自分の車が…」と後悔しないためにも、特に中古車を検討する場合は、保証内容をしっかり確認したり、購入後の万が一の出費に備えておくことが賢明です。

信頼できる販売店選びも重要になります。

輸入車ならでは?税金と任意保険料について

維持費として忘れてはならないのが、税金と任意保険料です。

  • 自動車税: トゥインゴのエンジンは0.9Lまたは1.0L(NAモデル)なので、自動車税は年間29,500円(0.9L/1.0L以下)となり、国産の同クラスコンパクトカー(1.0L~1.5Lクラスなら30,500円または34,500円)と比較しても、同等か少し安いくらいです。ここは大きな差はありません。
  • 重量税: 車両重量によって決まります。トゥインゴは1トン前後なので、車検時に支払う重量税も国産コンパクトカーと同等レベルです。
  • 任意保険料: ここは注意が必要です。一般的に輸入車は、車両保険の料率クラスが高めに設定される傾向があります。

    つまり、同じような価格帯の国産車と比較して、任意保険料(特に車両保険)が高くなる可能性があります。事故時の修理費用が高額になりがちであることが理由の一つです

購入前に、複数の保険会社で見積もりを取り、年間の保険料がどれくらいになるかを確認しておくことを強くおすすめします。

「保険料が思ったより高くて後悔した」ということがないようにしましょう。

デザインは良いけど…ルノートゥインゴで後悔する使い勝手と乗り心地

交差点に通っている赤いトゥインゴのイメージ赤い

トゥインゴの最大の魅力であるデザインやコンパクトさ。

しかし、その裏返しとして、**日常の使い勝手や乗り心地の面で「後悔」**を感じるポイントも存在します。

特に、これまで実用性の高い国産車に乗っていた方は、そのギャップに戸惑うかもしれません。

見た目以上に狭い?後部座席と荷室のリアル

トゥインゴは全長約3.6mと非常にコンパクトな車です。

その恩恵として小回り性能(最小回転半径は軽自動車並みの4.3m!)は抜群なのですが、室内の広さ、特に後部座席と荷室はかなり割り切った設計になっています。

後部座席

  • 大人4人が乗車するのはかなり窮屈です。短距離なら我慢できても、長時間は厳しいでしょう。足元スペース、頭上スペースともに余裕はありません。
  • チャイルドシートを設置すると、隣に大人が座るのは困難になります。また、助手席を前にスライドさせないと設置できない場合もあり、前席の快適性も犠牲になる可能性があります。

    その結果、前席の快適性が犠牲になることも、そんな悩みを解決するために、クルマのおすすめの便利グッズ7選 をまとめた記事を書きました!ぜひご覧ください。

荷室

リアにエンジンを搭載するRRレイアウトのため、荷室の床面が高く、容量もかなり小さいです。日常の買い物程度なら問題ありませんが、スーツケースやベビーカーなど、かさばる荷物を積むのは難しい場面が多いでしょう。

後席を倒すことである程度の荷物を積むスペースを確保できます。

エンジンの熱が荷室に伝わりやすいという特性もあります。熱に弱いもの(食料品など)を長時間置くのは避けた方が良いでしょう。

「友人を乗せたら狭いと言われた」「旅行の荷物が積みきれなかった」「スーパーでたくさん買い物をしたら載せるのに苦労した」など、積載能力や居住性の低さに不満を感じて後悔するケースは多いです。

デザインの良さとトレードオフになる部分ですが、ご自身のライフスタイル(普段何人乗るか、どんな荷物を積むか)と照らし合わせて、許容できる範囲かどうかを冷静に判断する必要があります。

夏は要注意?エアコンの効きと車内の快適性

日本の夏は年々厳しさを増していますが、トゥインゴのエアコンの効き具合については、オーナーから不満の声が聞かれることがあります。

  • 冷房の効き: 「真夏に車内が冷えるまで時間がかかる」「効きが弱い気がする」といった声があります。特に炎天下に駐車した後などは、しばらく窓を開けて熱気を逃がすなどの工夫が必要になるかもしれません。
  • エアコン作動時のパワーダウン: エアコン(特に冷房)を強くすると、エンジンのパワーが若干食われる感覚がある、という指摘もあります。
  • 静粛性: コンパクトカーなのである程度は仕方ありませんが、エンジン音やロードノイズ(タイヤが路面を転がる音)、風切り音などが車内に入りやすい傾向があります。

    特に高速道路走行時は、会話や音楽が聞き取りにくいと感じるかもしれません。遮音性は、同クラスの国産車と比較するとやや劣ると考えた方が良いでしょう。

「夏場のドライブが思ったより快適じゃなかった」「高速道路での騒音が気になって疲れる」といった後悔につながる可能性があります。

特に暑がりな方や、静かな車内環境を重視する方は、試乗の際にエアコンの効き具合や走行中の音をしっかり確認することをおすすめします。

硬めの足は好みが分かれる?街乗りと高速での乗り心地

トゥインゴ、特に日本仕様は、ヨーロッパ仕様に比べて足回りがやや硬めにセッティングされていると言われています。これは、キビキビとしたハンドリングを実現するためですが、乗り心地の面では好みが分かれるポイントです。

  • 街乗り: 路面の綺麗な道では問題ありませんが、荒れた路面や段差を通過する際の突き上げ感が気になることがあります。「ゴツゴツした乗り心地で疲れる」と感じる人もいるでしょう。
  • 高速道路: コンパクトで背が高め(全高約1,545mm)なボディ形状もあり、横風の影響を受けやすく、直進安定性にやや欠けると感じる場面があります。また、硬めの足回りが、長距離運転での疲労につながる可能性もあります。
  • 小回り性能: 一方で、そのコンパクトさとRRレイアウトによるハンドリング、そして驚異的な小回り性能はトゥインゴの大きな魅力です。狭い道での運転や駐車は非常に楽に行えます。この点は高く評価されています。

乗り心地の好みは人それぞれですが、「想像していたよりも乗り心地が硬くて、同乗者から不満が出た」「長距離運転は思ったより疲れる」といった後悔談もあります。

市街地だけでなく、可能であれば少し速度の出る道や荒れた道なども試乗させてもらい、ご自身の感覚に合うかどうかを確認することが重要です。

ちょっと物足りない?走行性能とEDCのクセ

トゥインゴに搭載される0.9Lターボエンジンは、小気味よい加速感を提供してくれますが、絶対的なパワーに余裕があるわけではありません。

  • パワー感: 街乗りでは十分な場合が多いですが、高速道路での合流や追い越し、急な上り坂などでは、もう少しパワーが欲しいと感じる場面があるかもしれません。特に多人数乗車時や荷物満載時には、非力さを感じる可能性があります。
  • EDC(エフィシエント デュアル クラッチ): スムーズさが売りのデュアルクラッチトランスミッションですが、低速時や発進時に若干のギクシャク感を感じることがあります。

    このフィーリングは好みが分かれるところで、「スムーズさに欠ける」「慣れが必要」と感じる人もいます。AT(オートマチック)のスムーズさに慣れていると、違和感を覚えるかもしれません。
    • 補足: EDCは、AT限定免許で運転できますが、構造的にはマニュアルトランスミッションに近く、2組のクラッチを自動で制御しています。そのため、一般的なトルクコンバーター式ATとは少し異なるフィーリングがあります。
  • MT(マニュアルトランスミッション): 一部のグレードや限定車にはMT設定もありました。こちらはよりダイレクトな操作感を楽しめますが、中古市場での流通量は限られます

「思ったより加速が鈍い」「EDCの動きが気になる」といった走行性能に関する不満も、後悔につながる可能性があります。

特にスポーティな走りを期待している場合は、試乗で動力性能やトランスミッションのフィーリングをしっかり確かめる必要があります。

それでもトゥインゴは魅力的?後悔しないためのチェックポイント

家の前に止まっているトゥインゴのイメージ画像

ここまでルノートゥインゴで後悔しがちなポイントを詳しく見てきましたが、もちろんトゥインゴには、それを補って余りある魅力があることも事実です。

大切なのは、デメリットを理解した上で、それでも自分にとって魅力が上回るかどうかを判断することです。最後に、後悔しないためのチェックポイントをまとめます。

トゥインゴの魅力再確認:デザインと運転する楽しさ

多くのオーナーがトゥインゴを選ぶ最大の理由は、やはりその唯一無二のデザインでしょう。

レトロでありながらモダンさも感じさせる愛らしいスタイリングは、他のどの車にもない個性を持っています。豊富なボディカラーやカスタマイズパーツで、自分だけの一台を作り上げる楽しみもあります。

また、RRレイアウトがもたらす独特の運転感覚も魅力です

リアにエンジンがあるためフロントの切れ角が大きく、驚くほどの小回り性能を実現しています。

キビキビとしたハンドリングと相まって、街中を走るだけでも楽しく感じられるでしょう。「運転が楽しい」「乗っているだけで気分が上がる」という声が多いのも、トゥインゴならではの魅力と言えます。

これらの魅力に強く惹かれ、デメリットを許容できるのであれば、トゥインゴは最高の相棒になる可能性を秘めています。

後悔しやすいのはどんな人?トゥインゴが向かないケース

一方で、以下のような使い方や考え方をお持ちの方には、トゥインゴはあまり向いておらず、購入後に後悔する可能性が高いかもしれません。

  • 実用性や積載性を最優先する人: 家族での利用がメイン、頻繁に大きな荷物を運ぶ、大人数で乗る機会が多い。
  • 長距離運転が多い人: 高速道路を使った通勤や旅行が多い、乗り心地や静粛性を重視する。
  • 維持費をとにかく安く抑えたい人: 車の維持費は最低限にしたい、故障や予期せぬ出費は絶対に避けたい。
  • 最新の安全装備や快適装備を求める人: 国産車と同等の先進安全装備(ADAS)や快適装備(電動パーキングブレーキなど)を期待する。
  • スムーズなATの乗り味を求める人: EDCの独特なフィーリングに馴染めない可能性がある。

もしご自身がこれらのケースに当てはまる場合は、トゥインゴ以外の車種も視野に入れて比較検討することをおすすめします。

購入前に必ずチェック!後悔しないための確認事項

ルノートゥインゴの購入で後悔しないためには、以下の点を必ずチェックしましょう。

  1. 試乗は必須!できれば長時間・様々な道で:
    • 乗り心地(硬さ、突き上げ感)は許容範囲か?
    • EDCのフィーリングは自分に合うか?(低速時のギクシャク感など)
    • エンジンパワーは十分か?(坂道、加速時)
    • エアコンの効き具合はどうか?
    • 走行中の音(エンジン音、ロードノイズ)は気になるか?
    • 後部座席や荷室の広さを実際に確認する。
  2. 維持費のシミュレーション:
    • 年間のガソリン代はどれくらいになりそうか?(実燃費を参考に)
    • 任意保険料の見積もりを取る。
    • 車検費用の目安を確認する。
    • 万が一の修理費用として、ある程度の予算を確保できるか?
  3. ライフスタイルとの適合性:
    • 普段の使い方(乗車人数、荷物)で不便はないか?
    • 家族(特に同乗者)の意見はどうか?
  4. 販売店・整備工場の確認:
    • 信頼できるディーラーや整備工場が近くにあるか?
    • 購入後のサポート体制はどうか?

中古車選びの注意点

もし中古のルノートゥインゴを検討しているなら、いくつか注意点があります。価格の安さだけで飛びつくと、後で修理代がかさんで後悔することになりかねません。

整備記録の確認

中古輸入車を選ぶ際、定期的なメンテナンスが行われていたか を確認することが重要です。記録簿がしっかり残っている車両を選ぶことで、これまでの整備履歴を把握しやすくなります。
特に以下のポイントをチェックしましょう。

  • オイル交換の頻度(推奨交換距離を守っているか)
  • ATF(ミッションオイル)の交換歴(トランスミッションの耐久性に影響)
  • ブレーキパッド・ローターの交換履歴(摩耗具合を確認)
  • ディーラー整備 or 民間整備工場でのメンテナンス歴

記録が曖昧な場合、整備が行き届いていない可能性があるため注意が必要です。

定番の故障箇所チェック

中古車購入時は、試乗を通じてよくあるトラブルを事前に確認 することが大切です。以下のポイントを重点的にチェックしましょう。

  • パワーウィンドウの動作(モーターやスイッチの不具合が多い)
  • エアコンの効き具合(冷房・暖房ともに正常に動作するか)
  • トランスミッションの変速ショック有り無し

特に輸入車のミッションは、適切なメンテナンスがされていないと高額な修理費用がかかる可能性があるため、慎重にチェックしましょう。

信頼できる販売店選び

輸入中古車を安心して購入するためには、販売店の信頼性 も重要です。以下のポイントを基準に販売店を選びましょう。

メーカー認定中古車:ディーラー保証付きで整備状態が良好
整備履歴を開示している店舗:過去の点検・修理内容が分かる
保証内容の確認:エンジン・ミッション・電装系の保証範囲をチェック

可能であれば、現車を直接確認し、試乗させてもらう ことをおすすめします。試乗時には、加速時のフィーリングや異音、ブレーキの効き具合なども併せて確認しましょう。

ルノートゥインゴ買って後悔?購入前に知るべき5つのデメリットと維持費の概要

記事の内容をまとめました

ルノー・トゥインゴ購入検討者(特に輸入車初心者)向け注意点

  • 個性的なデザインとRRレイアウトが魅力だが、「買って後悔」の声もあるため、デメリットの理解が重要。

後悔しやすいポイント:維持費と故障リスク

  • 燃費:
    • カタログ値より実燃費は低い傾向(特に街乗り・エアコン使用時で10~13km/L程度)。
    • 国産低燃費車からの乗り換えの場合、ガソリン代が高く感じる可能性がある(レギュラー仕様)。
  • 車検・部品代:
    • 点検整備費用や部品代が国産車より高くなる傾向(ディーラー車検は1.5倍程度の費用感も)。
    • 消耗品(メーカー指定オイル、前後異径タイヤ、ブレーキ関連部品など)も割高になる場合がある。
    • フランス車に詳しい整備工場の確保が必要になることも(RRやEDC整備)。
  • 故障リスク・修理費:
    • 国産車と比較するとマイナートラブル(パワーウィンドウ、電気系統、EDC、エアコン等)の可能性はやや高め。
    • 輸入車のため修理費用が高額になる可能性があり、事前の心構えと予算確保が必要。
  • 税金:
    • 自動車税、重量税は国産コンパクトカーと同等レベル。
  • 任意保険料:
    • 車両保険の料率クラスが高めで、保険料が国産車より高くなる可能性があるため、事前見積もりが推奨。

後悔しやすいポイント:使い勝手と乗り心地

  • 室内・荷室:
    • RRレイアウトの影響で後部座席は狭く、大人4人乗車やチャイルドシート利用は厳しい場合がある。
    • 荷室も床が高く容量が小さいため、大きな荷物の積載は苦手。
    • 荷室にはエンジンの熱が伝わりやすい。
  • 快適性:
    • エアコン(特に冷房)の効きが弱いと感じる場合がある。
    • エアコン作動時にパワーダウンを感じることがある。
    • 静粛性は高くなく、エンジン音やロードノイズが気になる場面がある(特に高速走行時)。
  • 乗り心地:
    • 足回りは硬めの設定で、路面によっては突き上げ感がある。
    • 高速走行時の横風の影響や直進安定性が気になる場合がある。
    • (メリット)RRレイアウトによる小回り性能は抜群(最小回転半径4.3m)。
  • 走行性能:
    • 0.9Lターボは街乗りでは軽快だが、高速道路の合流や登坂ではパワー不足を感じる可能性も。
    • EDC(デュアルクラッチ)は低速時にギクシャク感が出ることがあり、フィーリングには好みが分かれる。

後悔しないためのチェックポイント

  • トゥインゴの魅力:
    • 唯一無二のデザイン、豊富なカラー、カスタマイズ性。
    • RRレイアウトによる小回り性能とキビキビした楽しいハンドリング。
  • トゥインゴが向かない可能性のある人:
    • 実用性・積載性を最優先する人。
    • 長距離運転が多く、乗り心地・静粛性を重視する人。
    • 維持費を極力抑えたい人。
    • 最新の安全・快適装備を求める人。
    • スムーズなATの乗り味を好む人。
  • 購入前の確認事項:
    • 試乗: 長時間・多様な道で乗り心地、EDC、パワー、エアコン、静粛性をしっかり確認する。
    • 実車確認: 後部座席・荷室の広さを自分の使い方と照らし合わせて確認する。
    • 維持費シミュレーション: ガソリン代、保険料、車検費用、修理費用予算などを具体的に試算する。
    • ライフスタイル適合性: 普段の乗車人数や荷物、家族の意見などを考慮する。
    • 販売店・整備工場: 信頼できるお店か、購入後のサポート体制はどうかを確認する。

中古車選びの注意点

  • 整備記録: 定期的なメンテナンス履歴(オイル交換頻度、ATF交換歴など)がしっかり残っているか確認する。
  • 定番故障箇所のチェック: 試乗時にパワーウィンドウ、エアコンの効き、EDCの変速ショックなどを重点的に確認する。
  • 信頼できる販売店選び: メーカー認定中古車、整備履歴を開示している店、保証内容が充実している店などを選ぶ。現車確認と試乗は必須。