『はじめの一歩』の中でも強烈なインパクトを残した世界王者、ブライアンホーク。
鷹村守との死闘の末に敗北してから、彼がどうなったのか気になっているファンも多いはずです。
なんJなどネット掲示板では「ブライアンホーク その後 何話」「再起不能」「デビッド・イーグルとどっちが強い？」といった議論も盛んに行われています。
本記事では、ブライアンホークの性格や女関係、圧倒的な才能と強さから、鷹村戦の詳細やその後の描写までを徹底解説していきます。
この記事を読めば、ブライアンホークが鷹村に敗れた後、どんな扱いを受けているのかが整理できるはずです。
記事のポイント！
ブライアンホーク その後、栄光から転落までの軌跡
体力ドットのブライアン・ホークが放った起死回生のクソ技をきっちり読んでて最大取ってリーサル決める鷹村、漫画史に残る名シーン pic.twitter.com/XMdSlwr2X6
— ヨシミネ (@yoshiminepublic) April 26, 2023
鷹村戦の代償、ブライアン・ホーク再起不能の真実
壮絶な死闘の末、ホークはプロとしてのキャリアに終止符を打ちました。
その後しばらく姿を見せることはありませんでしたが、やがて鷹村とデビッド・イーグルの試合が決まった際、酒に溺れる日々を送る彼の姿が描かれます。
イーグルが鷹村の情報を求めてホークを訪ねたとき、ホークはその名を耳にしただけで取り乱しました。かつて栄光を誇った王者の面影はなく、心身ともに壊れ果てていたのです。
鷹村はこの試合で、ホークに「恐怖」という消えない傷を植え付けました。
それは、戦場の兵士がかかるPTSDにも似たもの。鷹村との壮絶な戦いの記憶が、ホークの再起を完全に奪ったのです。
だからこそ、イーグルに鷹村の名を聞かされた瞬間、ホークの脳裏にはあの凄惨な光景が甦り、正気を失ったように取り乱してしまったのでしょう
破天荒な世界王者・ブライアンホークの生い立ちと強さの理由
ブライアン・ホークの性格を一言で表すなら、「傲慢かつ破天荒」がまさにふさわしいでしょう。
彼は練習を嫌い、酒や女遊びに明け暮れる奔放な日々を過ごしていました。しかし、それでも世界王者の座に君臨できたのは、持って生まれた類稀な才能と本能的なファイトセンスがあったからにほかなりません。
その強さの源泉は、以下の通りです。
- 並外れた反射神経
- 天性の打撃センス
- 野生動物のような本能的な戦い方
彼の戦績は21戦20勝（17KO）1敗であり、唯一の黒星は鷹村守との防衛戦で喫したものでした。努力ではなく天賦の才によって頂点に上り詰めた、まさに生まれながらの天才ボクサーと言える存在です。作中屈指の実力と圧倒的な強さを誇り、観る者すべてを魅了する人物像となっています。
ボクシングは“遊び”にすぎない
ニューヨークのスラム街で育ったホークは、日常的にピストルやナイフで命を狙われる環境にありながら、拳だけで生き抜いてきました。
その過酷な経験によって恐怖心が欠如し、天性のケンカ師としての資質を身につけたのです。
ホークいわく、命を狙われるスラム街に比べれば、グローブで守られたリスクのないボクシングなどあくびが出ると言っており、
彼にとってボクシングは“遊び”にすぎず、他のボクサーに対する敬意も一切ありません。
その点で、努力と鍛錬を積み重ねて王者に上り詰めた他のチャンピオンたちとは一線を画す存在でした。
アメリカのスラムという、いつ殺されてもおかしくない世界で生き抜いてきた彼にとって、ルールに守られたリングは“ぬるい場所”にしか見えなかったのでしょう。
悪役でありながら魅力的なキャラクター
しかし、その傲慢さと破天荒な生き方は、やがて災いとなります。
努力を惜しまない鷹村守という天才に敗れたことで、ブライアンホークの人生は大きく狂ってしまうのです。
彼は作中では悪役的な存在として描かれていますが、才能だけで世界チャンピオンになった稀有なキャラクターでもあり、圧倒的な強さで周囲の批判や挑戦を黙らせる力を持っていました。
個人的には、鷹村との対戦においてブライアンホークは最も魅力的な相手のひとりです。
何を言われようともその圧倒的な力で相手を黙らせる姿には、思わず惹かれてしまうものがあります。
「日本の女をよこせ」ブライアン・ホークの横暴な記者会見
ブライアン・ホークは、その挑発的な態度について記者から問われると、試合が待ちきれず、今すぐにでも相手を倒したいからだと答えます。
試合が決まった時の興奮を「血がたぎるようだ」と表現し、「公然と相手を殴り殺してもいい」とまで豪語します。
また、日本のボクサーを露骨に軽視し、「日本のひ弱な男が俺に勝てるわけがない」と発言し。
さらに、俺に勝ちたいのか「日本の女性たちを差し出せ」という常軌を逸した要求を突きつけます。
彼の暴言は続き、「自分の遺伝子を日本中に広め、20年後には日本が世界チャンピオンだらけになるだろう」とまで豪語します。
会見の最後には「うれしいだろ？」と言いながら高笑いをし、その傍若無人な態度を最後まで崩しませんでした。
ブライアン・ホークの挑発が放つ異様なカリスマ
ブライアン・ホークの言葉は、単なる挑発の域をはるかに超えていました。それは、周囲の人間を翻弄し、観客の感情をかき乱す、異様なまでのカリスマ性を帯びていたのです。
他国の地で、これほどまでに大胆な態度を取るボクサーは稀でしょう。
しかし、彼にとっては、それが「正論」なのかもしれません。
なぜなら、彼が口にする言葉は、自分自身の絶対的な強さに対する揺るぎない確信から生まれているからです。
彼は、自分が世界の頂点に立つにふさわしい存在だと心の底から信じており、その信念が、常識外れの言動を支えていたのです。
「ブライアン・ホークのその後｜作中最強クラスの王者が辿った末路
ブライアンホーク なんJで議論される最強ボクサー論
なんJなどの掲示板では、今でも「鷹村 vs ホーク論争」が盛り上がりを見せています。
ファンたちは作中屈指の強豪同士の対戦だけに、それぞれの見解を熱く語り合っています。
「ホークは生まれ持った才能だけで作中最強クラスの実力を持つ」
「鷹村は努力する天才だから勝てただけで、本来の強さではホークに一歩譲る」
といった意見が飛び交い、勝敗の正当性や強さの比較を巡って熱い議論が続いています。
才能のみで頂点に立ったホークと、努力によって天才に匹敵する力を身につけた鷹村の戦いは、伊達英二対リカルド・マルチネスの一戦にもひけを取らない名勝負として、ファンの間で永遠に語り継がれています。
ブライアンホーク デビッド イーグル どっち が強い
ファンの間でよく話題になるのが「ブライアンホークとデビッド・イーグル、どっちが強いのか？」という議論です。
結論としては、安定感ではイーグル、爆発力ではホークという評価が妥当でしょう。
ただし作中の描写では、イーグルがホークに勝つことを前提に練習しており、実際に鷹村も「イーグルのほうが総合力は上」と示唆しています。
私個人の見解では、実力差は 6対4でイーグル有利 だと思います。とはいえ、ホークは作中屈指の才能を誇り、その攻撃力や瞬発力で一気に勝負を決めてしまう可能性も十分にあるでしょう。
ブライアン・ホーク その後は何話で描かれる？再起不能の真実
暴力のカリスマとして君臨したブライアン・ホークが、壮絶な鷹村戦の末に完全に再起不能となった姿。
その衝撃的な後日譚は、デビッド・イーグルが初登場する57巻で描かれています。
かつての栄光は影を潜め、心身ともに壊れ果てたホークの姿、悪役ながらも強烈な存在感を放っていた彼の魅力を改めて感じさせます。
「ホークの転落後の姿」を目にしたい方は、ぜひ57巻をご覧ください。
ブライアンホーク その後――鷹村戦で再起不能となった王者の末路の概要
記事の内容をまとめました
- ブライアン・ホークの栄光と敗北
天才的な才能で世界王者となるも、鷹村守との死闘で敗北しプロキャリアに終止符。 - 敗北後の精神状態
57巻・第580話前後で描かれる再登場時には、酒に溺れ精神的に壊れ、再起不能状態。 - 性格と強さの理由
傲慢かつ破天荒、練習嫌いだが反射神経・打撃センス・本能的戦闘力で頂点に。
スラム育ちで恐怖心が欠如しており、ボクシングは“遊び”に過ぎないと考える。 - 悪役ながら魅力的なキャラクター
圧倒的な才能で周囲を黙らせる力を持ち、鷹村戦では最も魅力的な対戦相手の一人。 - 記者会見での傍若無人ぶり
日本選手軽視や女性要求など過激発言で周囲を翻弄、異様なカリスマを発揮。 - 最強ボクサー論（ホーク vs イーグル）
爆発力はホーク、安定感はイーグル。個人的見解では6対4でイーグル有利だが、ホークも一気に勝負を決める可能性あり。 - ブライアン・ホーク その後の描写
57巻で再起不能状態が描かれ、リング復帰の可能性はほぼゼロ。
ホークの転落後の姿を見たい場合は57巻をチェック。
関連記事
