プジョー3008は、洗練されたデザインと優れた走行性能で多くのドライバーに愛されているSUVです。
しかし、魅力的な車にも一部のトラブルや維持費が伴うことを忘れてはいけません。
特に外車として、日常的なメンテナンスや予期しない故障に対して、準備が必要です。
最悪のシナリオとして、突然の故障や予期せぬ修理費用が発生する可能性もあります。
本記事では、プジョー3008を購入・所有する上で知っておくべき主なトラブル、燃費、維持費について詳しく解説します。
これらの情報を元に、後悔のない車選びをサポートします。
記事のポイント!
プジョー3008が最悪と感じる瞬間!よくある故障とその他の後悔ポイント
プジョー3008のよくある故障個所
プジョー3008はデザイン性や走行性能の高さで人気のSUVですが、一方で電子系統やエンジン関連のトラブルが報告されることがあります。特にナビやエアコンの不具合が目立つ傾向にあります。
よくある故障箇所
エンジン冷却系
エンジンのオーバーヒートや冷却水漏れが発生しやすく、放置するとエンジン自体に負荷がかかることがあります。定期的な冷却水のチェックが重要です。
トランスミッション
ギアチェンジの際に違和感や異音が生じることがあります。特に長距離走行後や渋滞でのストップ&ゴーが続くと、変速機に負担がかかることがあるようです。
インフォテインメントシステム
ナビゲーションやオーディオが突然停止するなど、ソフトウェア関連の不具合も報告されています。システムのアップデートで改善されるケースが多いですが、完全に防ぐのは難しい部分でもあります。
対策としては、定期的な点検と早めの対応が鍵になります。
外車は国産車に比べて「壊れやすい」というイメージを持たれがちですが、プジョー3008も例外ではありません。
ただ、日頃からのメンテナンスをしっかり行えば、大きなトラブルを未然に防ぐことができます。
プジョー3008 燃費
プジョー3008のガソリンモデルは、燃費性能が優れているSUVの一つです。
走行環境ごとの燃費は以下の通りです。
- 市街地モード(WLTC-L):11.8〜13.8 km/L – 信号や渋滞が多い場所での走行を想定した燃費です。
- 郊外モード(WLTC-M):15.7〜16.4 km/L – 比較的スムーズな郊外での運転時の数値です。
- 高速道路モード(WLTC-H):17.9〜18.4 km/L – 長距離移動や高速道路での巡航時に最も効率的な燃費が得られます。
※本記事の燃費情報はプジョー公式サイトを参考に作成しています。実際の燃費は運転方法や道路状況によって変動します。
このプジョー3008のガソリンモデルは確かに優れた燃費性能を持っていますが、2024年現在のガソリン価格高騰の影響を考慮すると、長期間にわたる使用や長距離走行の際にはガソリン代が予想以上の負担になる可能性があります。
そのため、車の維持費を賢く管理することが重要です。
例えば、年間の走行距離が1万キロの場合、平均燃費が15 km/Lだと約667リットルのガソリンが必要となり、ハイオクが180円/リットルと仮定すると、年間のガソリン代は約12万円になります。
これに加え、維持費(点検費用や保険料、税金など)も考慮する必要があります。
そのため、次のポイントに留意してコスト管理をすることが有効です:
年間走行距離の把握: 事前にどの程度の距離を走行するかを見積もり、その上でガソリン代を計算しましょう。
走行距離が長ければ、ハイブリッドモデルやディーゼルモデルに切り替える選択肢も検討できます。
燃費向上のための運転方法: 定期的なオイル交換やタイヤの空気圧チェックは、燃費向上に大きな効果があります。
急加速や急ブレーキを避け、スムーズな運転を心がけることも大切です。
エコドライブを意識し、アイドリングストップ機能を活用すれば、さらに燃費を改善することができます。
特に市街地走行が多い場合は、少しの工夫で効率を高めることができます。
他のモデルの選択肢: ハイブリッドやディーゼルモデルは、ガソリン車よりもさらに優れた燃費性能を誇ります。
年間走行距離が多い場合や長距離走行が多い場合、これらのモデルへの切り替えを考えることで、将来的なコスト削減につながるかもしれません。
走行環境や使用目的に応じて、最適な車両を選ぶことが、長期的なコスト管理において重要です。
プジョー3008で後悔しないために維持費を見積りを出しておこう
プジョー3008の維持費は国産SUVよりも高くなる傾向があります。輸入車特有の部品代や修理費が原因です。
維持費の総額は28万円~33万円程度です。その内訳は、自動車税が36,000円、年間走行距離1万キロに基づくガソリン代が約20万円、メンテナンス費用が40,000円~90,000円となります。
この数値は「外車王SOKEN」を参考にしています。
また、クリーンディーゼル車の選択肢があり、グレードによっては燃料費を約半分に抑えることが可能です。
ただし、年式や車両の状態、運転の仕方、さらには使用する環境などによって維持費は変動するため、個別の状況に応じて計算することが重要です。
維持費を抑えるためには、故障しやすい箇所の早期修理が重要です。また、定期的な点検を行うことで、トラブルを未然に防ぐことができます。
さらに、ディーラーや専門店でのメンテナンスを受けることも、長期的なコスト削減につながります。
なお、2024年は円安傾向が続いており、世界的にもインフレが進行しています。そのため、少し余裕を持った維持費の設定をしておくことが、後悔を避けるためには賢明かもしれません。
プジョー3008はいくらの年収があれば維持できる?
「車を購入する際は、年収の半分が目安」とよく言われます。
プジョーの新車価格は、モデルによって異なりますが、概ね500万円~700万円程度です。グレードによって価格は変動しますので、選択肢によっても総額は異なります。
この基準に従うと、プジョー3008を新車で購入する場合、年収が1,000万円~1,400万円以上が目安となります。
プジョー3008は何年乗れる?メンテナンス次第で長く愛用できる理由
プジョー3008の平均的な寿命は約10年〜15年とされています。
長く乗るためのポイントは、オイル交換やタイヤ交換を適切なタイミングで行うことです。
定期的にディーラーで点検を受け、車の状態をチェックすることも大切です。
また、異音や違和感を感じた場合は、早めに専門業者に相談して対処することが、長持ちさせるためには欠かせません。
メンテナンス代を削減しすぎると、結果的に余計な費用がかかってしまうことがありますので、その点には注意が必要です。
もしメンテナンス費用が厳しい場合は、以下のようなサービスを活用して、コストを補う方法も一つの選択肢です。
プジョー3008はどんな人に向いている?
デザイン性や走行性能を重視する方、高速道路や長距離ドライブを頻繁に利用する方、さらに少しの不具合や高い維持費が気にならず「お気に入りの車に乗りたい」というこだわりを持つ方には、プジョー3008は非常に魅力的な選択肢だと思います。
プジョー3008 中古で最悪な失敗をしないため注意点とその他の方法
中古プジョー3008選びで後悔しない注意点
中古のプジョー3008を購入する際の注意点は以下の通りです
中古プジョー3008 ディーゼルモデルの故障
ディーゼルモデルは燃費に優れる反面、**DPF(ディーゼル微粒子フィルター)**の詰まりやエンジン不具合が発生しやすいというリスクがあります。
中古車を購入する際は、整備記録を必ず確認し、DPFの状態をチェックしてもらいましょう。
特にDPFが詰まっていると、修理が高額になることがあるため、慎重に確認することが重要です。
そうしないと、後で高額な修理料金に後悔する可能性があります。
なるべく多くの情報を集めることが大切です。
友人からの情報やインターネットを活用して、慎重に調べましょう。
「面倒だから近くのお店で決めてしまおう」というのは避けた方がいいです。
多くの情報に触れていくうちに、その車が安い理由や適正な価格が見えてくるはずです。
しっかりと情報を集めることで、後悔のない購入ができるでしょう。
まずは大手の価格を参考にしてみませんか
プジョー3008 新古車での購入を検討する
新古車(登録済み未使用車)は、新車に近い状態でありながら、価格が新車よりも安価で購入できるため、非常に魅力的な選択肢です。
初期不良が少ない
新車とほぼ同じ状態で、初期不良のリスクが低いです。
メーカー保証が残っている
新車同様に、メーカー保証が残っているため、万が一の故障にも安心です。
価格が新車よりも10%〜20%程度安い
新車には手が届かないと感じる方にとって、新古車は価格的に非常にお得な選択肢です。
新車の購入が少し難しいと感じる方には、新古車という選択肢を検討するのは非常に有力です。
プジョー3008 後悔しないためにサブスクで試すのもあり
プジョー3008を購入することに不安がある場合は、**車のサブスクリプション(サブスク)**を利用するのも一つの方法です。
メリット:
- 月々の費用にメンテナンス費や保険料が含まれているため、手間なく維持費を管理できます。
- 故障や修理時にはサポートがあるので、予期せぬ費用を心配することなく利用できます。
- 契約終了後は車を返却するだけでOKなので、長期的なコミットメントなく乗ることができます。
外車に乗ってみたいけど、購入に踏み切るのが怖いと思う方には、このサブスクリプションプランは最適な選択肢だと思います。
外車購入に迷っているなら、サブスクが最適!まずはお試し
プジョー3008は最悪?後悔しないために知っておくべきトラブルと維持費の概要
記事の内容をまとめてみました
プジョー3008の魅力:
- 洗練されたデザインと優れた走行性能
- 外車としての高い品質
プジョー3008のトラブル:
- 一部のトラブルや維持費の高さ
- よくある故障箇所
- エンジン冷却系(オーバーヒートや冷却水漏れ)
- トランスミッション(ギアチェンジ時の異音)
- インフォテインメントシステム(ナビやオーディオの不具合)
- 早期の点検とメンテナンスが重要
燃費:
- 市街地モード:11.8〜13.8 km/L
- 郊外モード:15.7〜16.4 km/L
- 高速道路モード:17.9〜18.4 km/L
- ガソリン代の負担(年間走行距離1万キロの場合約12万円)
維持費:
- 自動車税:約36,000円
- ガソリン代:約20万円(年間)
- メンテナンス費用:約40,000円〜90,000円
- 年間維持費:約28万円〜33万円
購入前の注意点:
- 車両の状態や年式による維持費の変動
- 円安やインフレの影響を考慮したコスト設定
- メンテナンスや修理のための準備が必要
年収と維持費:
- 新車購入の場合、年収1,000万円〜1,400万円以上が目安
プジョー3008の寿命と長持ちさせるためのポイント:
- 平均寿命は約10〜15年
- 定期的な点検やオイル交換が長期的な維持に重要
中古車購入時の注意点:
- 整備記録の確認
- DPF(ディーゼル微粒子フィルター)の状態チェック
- 価格や状態について慎重に情報収集
新古車選び:
- 初期不良リスクが少なく、メーカー保証が残っている
- 価格は新車より10〜20%安価
車のサブスクリプション(サブスク):
- 月額費用にメンテナンス費や保険が含まれており、維持費が管理しやすい
- 故障や修理時のサポートがあり、予期せぬ費用を心配せずに利用可能
- 購入に踏み切れない場合、サブスクを試す選択肢もあり
まとめ:
- プジョー3008は魅力的な車だが、維持費や故障リスクに注意が必要
- 賢く情報を集め、計画的に購入や維持を行うことが後悔を避けるポイント
この記事を楽しんでいただけた方は、ぜひこちらの記事もご覧ください
- プジョー308のスタイルと実用性を評価するために知っておくべき重要な欠点
- プジョーは後悔するからやめとけ! 過去の『故障で評判最悪』からのイメージを払拭
- プジョー「やめとけ」後悔するぞ!「変わり者」と呼ばれる理由
- 後悔しないために知っておきたい新型プジョー308の欠点
- なぜ、プジョーに乗る女性が注目されるのか?その人気の理由
- 最悪の評価を見直そう!後期型プジョー208の真価とは!?
- プジョー5008を買って後悔?やめとけと言われる理由を徹底解説